根管治療

根管治療について

根管治療は、感染または根の部分が損傷した歯を保存するために重要な治療法です。当院では、最新の技術と技法を使用し、正確で快適な根管治療を提供しています。ここでは、根管治療が必要な理由、重要性、そして治療内容について詳しくご説明します。

根管治療とは具体的に
どんな治療

根管治療は、感染または損傷した歯髄を歯の根管から取り除く処置です。影響を受けた歯髄を除去した後、根管を清掃し、消毒して封鎖することで、さらなる感染を防ぎます。その後、機能性と審美性を回復するために詰め物やクラウンで歯を修復します。

どのような症状の際に
根管治療を必要とするのか

根管治療が必要なケースは、歯の内部(歯髄)が感染または炎症を起こした場合です。以下のような症状が現れると、根管治療が必要になる可能性があります。

  • 噛んだり食べ物を咀嚼した際に持続する歯の痛み
  • 熱さや冷たさに対する持続的な歯の感覚過敏
  • 歯の周りの腫れや圧痛
  • 歯の変色や暗い色の歯
  • 歯の周囲の歯ぐきに膿や腫れが
    生じている

このような症状が見られる場合、早期の根管治療が感染拡大を防ぎ、歯の保存に役立ちます。

歯を残すにあたり根管治療の重要性について

根管治療は、歯の神経が感染したり損傷した歯を保存するために重要です。歯を保存することで、顎骨の自然な構造が維持され、咀嚼機能も保たれ、インプラントやブリッジといった高額な代替治療の必要性がなくなります。

きちんと根管治療を
しなかった場合

根管治療が徹底的に行われなかった場合、残存感染が痛みや腫れ、さらには膿瘍の原因になることがあります。このような場合、再治療が必要となり、感染を除去して根管をしっかりと封鎖する必要があります。

根管治療の治療期間と
定期的に通院する必要性について

根管治療の所要時間は、ケースの複雑さによりますが、多くの場合、1~3回の通院が必要です。各セッションは30~90分程度かかります。治癒を確認し、治療の成功を確保するために定期的なフォローアップが必要な場合もあります。

ラバーダムを用いた
根管治療について

ラバーダムとは

ラバーダムは、処置中に治療する歯を隔離するための薄いラテックスや非ラテックス製のシートです。歯の周りに装着し、唾液を遮断して、管理された環境で治療を行えるようにします。

ラバーダムの重要性

  • 汚染防止
    ラバーダムにより唾液や細菌が治療部位に入らないようにして無菌環境を作り、治療中の感染リスクを軽減します。
  • 治療の質向上
    乾燥した隔離環境で作業できるため、清潔で精度の高い根管治療が可能になります。
  • 患者の保護
    ラバーダムは、治療中に小さな器具や材料が口の中に入るのを防ぎ、誤って飲み込むことがないよう患者さまの安全を確保します。
  • 快適さの向上
    治療部位を隔離することで、歯科用材料や器具による不快感を最小限に抑え、患者さまにとってより快適な治療環境を提供します。

マイクロスコープを
用いた根管治療

マイクロスコープとは

歯科用顕微鏡は、歯の内部構造を詳細に拡大して見るための高倍率の視覚ツールです。根管内の微細な部分まで確認できるため、正確な診断と治療に欠かせないツールとなっています。

根管治療にマイクロスコープを
使用した場合のメリット

精度の向上

顕微鏡の拡大により、肉眼では見えにくい細かな根管や解剖学的な違いまで把握でき、感染部位を見逃すリスクが最小限に抑えられます。

成功率の向上

顕微鏡によって全ての感染部位を正確に処理できるため、根管治療の成功率が高まり、将来の合併症を防ぐことができます。

再治療の必要性を低減

顕微鏡による詳細な視界で根管の清掃や封鎖が徹底されるため、感染の再発や追加治療の可能性が減少します。

患者の快適さ

正確で効率的な治療により、合併症が少なくなり、患者さまにとってスムーズで快適な治療体験を提供します。

根管治療に関する
よくあるご質問

Q. 歯の神経がない状態でも
痛みを感じる理由とは

A.歯の神経が取り除かれていても、周囲の組織の炎症や残っている感染物質により、不快感を感じることがあります。適切なフォローアップとケアによって、痛みや不快感は効果的に管理できます。

Q. 歯の神経が残っている場合の
治療方法とは

A.歯に神経が残っている場合、最初に損傷または感染した歯髄を除去し、その後、根管を清掃して封鎖(根管充填)します。歯の機能を保護し、破損を防ぐために、クラウンを被せることが多いです。

Q. 歯の神経が残っていない場合の治療方法とは

A.神経がすでに除去されている、または生存していない歯の場合、炎症の原因となっている根管内を清掃、消毒し、感染を防ぐために封鎖(根管充填)します。機能を保護し、破損を防ぐために、クラウンを被せることが多いです。

Q. 抜歯しなければならないケースとは

A.場合によっては、根管治療を行っても歯を保存できないことがあります。深刻な感染、骨のサポート不足、広範囲の虫歯や歯ぐきより下に達する亀裂がある場合などが該当します。これらのケースでは、さらなる合併症を防ぐために抜歯が最適な選択肢となる場合があります。

Q. 根管治療の処置中に痛みを感じることはありますか
また痛みを感じなくする処置・配慮について

A.根管治療は通常、局所麻酔下で行われ、痛みが最小限に抑えられます。当院では、患者さまの快適さを最優先に考え、痛みを抑えるための優しい技術を提供し、痛みを感じにくい治療体験を実現しています。

Q. 他医院の診断・治療内容の違いと、どんな歯科医院で治療を受診すると
良いか?

A.根管治療の原則は一貫していますが、治療の質は歯科医の経験、技術、利用できる設備によって異なります。高度な機器と専門的な技術を備えたクリニックを選ぶことで、より正確で徹底的な治療が可能になります。

Q. 根管治療を行う以前に、抜歯をお勧めするケースはありますか

A.歯が深刻に損傷している場合や骨のサポートが不足している場合には、根管治療よりも抜歯が適していることがあります。当院では、患者さまの長期的な口腔健康のため、最適な治療方法を提案いたします。

Q. 他院で「抜歯」と診断された場合でも、歯を残すことが可能な場合も
あるのか

A.はい、場合によっては他のクリニックで「抜歯」と診断された歯でも保存できることがあります。当院では、セカンドオピニオンや高度な根管治療を提供し、自然歯を保存できる可能性を検討します。

他院で「抜歯」と診断されてしまい、治療内容に悩んでいる・困っている
患者さんへ

他のクリニックで抜歯を勧められ、治療について不安や疑問をお持ちの方へ。当院では、お口の状態を徹底的に評価し、抜歯以外の治療方法も含め、可能な限り歯を保存するための選択肢を一緒に検討いたします。
納得のいく治療方法を選べるよう、サポートと適切なケアを提供いたしますので、どうぞ安心してご相談ください。

診療時間
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休診日
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